6/26/2020 0 コメント ●なぜ和洋折衷ピラティスを目指しているかというと…欧米人と日本人は体型も身体の使い方も違うのです。 私は子供の頃にバレエを習っていました。 そこで分かったことは、欧米人の胴体は丸みがあるけれど日本人は平べったい、頭の形も欧米人は縦長で小さいのです。 昭和の時代でしたから、手足の長さ、胴体の長さの比率も違うなぁと思っていました。 ピラティスの講義の中で、先生が言われたことは、 「西洋人は”押す”文化、日本人は”引く”文化」とお話がありました。 木を切るときに西洋ではノコギリを二人で押し合うのですが、 日本では、ノコギリもカンナも引きますね。 フェンシングは突くし、刀は引きます。 なるほどと思いました。 そして、思い出されたことは、ダンスの違いです。 バレエは手足を広げて伸ばしたり、ジャンプしたり。 下から上に広がるように動作します。 私は大人になってインドネシアのバリダンスをやっていました。 バリダンスはずっと中腰で、すり足で動きます。跳ねても小さい動きです。 ソーラン節のように、中腰から下の方に腰を落としたり上げたりします。 やはり、西洋と東洋では動きが違います。
そして、国語の教科書に書いてあった文章を思い出しました。 西洋では、噴水は下から上に向かって水を噴き上げますが、 日本の”ししおどし” は上から下に流れる、という風に文化の違いが書かれていました。 何か見えない力の働きが違うのだと思います。 ということで、お能やほかの動きで日本人らしい動かし方、身体の使い方を 研究して少しずつレッスンに取り入れています。 post200626-2
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