6/6/2020 0 コメント ● 胸郭の配置についてSTOTTピラティスの5原則の一つ 胸郭の配置について 胸郭というのは、胸の塊のことですね。郭は囲いのことで、鳥かごのようなドーム状になっています。この中に肺が肋骨に囲まれています。 ピラティスの5原則で一番大事な呼吸と胸郭は関係深いです。呼吸によって、この胸郭はよく動きます。 肺が風船のように吸うと膨らんで吐くとしぼみます。 これに合わせて、肋骨も広がったり縮んだり、横にも後ろにも前にも立体的な動きをします。 胸の前に手をあてて呼吸してみると、上にあがったり下がったりします。 これは、井戸のポンプのハンドルの上下運動と似ています。 肋骨はどうでしょうか。肋骨に手をあててみると、吸うと拡がり、吐くと内側に戻っていきます。 これは、バケツのハンドルの動きに例えられます。 そのまま胸の横に手を当てたまま反対の腕をあげたりさげたりすると胸郭は上下に動きます。
このように、呼吸や腕の動きに胸郭も連動して動いていることが分かります。 右足だけで立つと胸も右にシフト(ずれ)しますね 。 つまり、普段無意識にしている呼吸、仕事している時の立ち方座り方、何気ない動作によって、胸の状態が左右されます。 腹部のインナーマッスルが適切に働いていると立ったとき、座った時に胸郭は骨盤の上にあってそのつながりを保つことができます。 胸郭という胸のかたまりがどこにあるのか、いい位置はどこにあるのがよいのかということを意識して自然な状態を取り戻すことができることがゆがみや不定愁訴の改善につながるのです。 post200606
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